メルちゃんの長いお出かけ
愛犬のことで、ご迷惑・ご心配をおかけしております。
7月末よりお世話時間の調整や変更をいただいた皆様、
本当にありがとうございました。
おかげさまで、愛犬に精一杯尽くすことができました。
愛犬メルは、15歳まであと5日というところ。
8月21日の朝、家族に囲まれ、母の腕の中で眠るように息を引き取りました。
9月は自身の気持ちの整理と休養にあてるため、少しスローペースでお仕事をさせていただきたいと考えております。たくさんのお祈りと応援をいただいたみなさまに、シッター・トレーナーとして、できる限り恩返しができればと考えております。
何かお困りのことございましたら、お声がけいただければ幸いです。
また、はじめて私へのお申し込みをご検討いただいているみなさまには、今しばらくのご理解とご協力をいただけましたら幸いです。お目にかかれるときを、楽しみにしております。
ここに少し、記録を残そうと思います。
愛犬が骨髄検査に耐えられる状態ではなかったため確定診断はできませんでしたが、
・免疫介在性溶血性貧血
・非再生免疫介在性貧血
・赤芽球癆
上記のいずれかではないかと言われていました。
いずれも、生きるために失ってはならないもの(のうち、赤血球)を失うという難病です。
他にも
・脳障害
・膵炎
・腎不全
・肝硬変
・胃拡張
など。たくさんの問題を抱えていました。
晩年は時々大きな爆弾を作っては病院にお世話になっていましたが、歯周病と、老化に伴う腎不全・肝機能障害以外には基本的には健康で丈夫だった愛犬。
2019年7月29日の深夜、様子がおかしいので夜間救急に連れて行くと軽い胃拡張を起こしていたとのこと。処置+夜間様子見で預かるということで、そのまま朝まで預けることになりました。
朝に目覚め、何の連絡もなかったのでご機嫌でお迎えの準備をしていると、突然の電話が。
最初は軽度だった胃拡張がおさまらず、明け方に全身麻酔をかけて胃洗浄をしたとの報告がありました。
全身麻酔?
胃洗浄?
血の気が引いて病院に迎えに行くと、愛犬は昏睡状態でした。
約3週間に及ぶ闘病の幕開けでした。
昏睡・輸血・意識回復・認知障害・発作・自宅看護・経鼻カテーテル・投薬・皮下点滴・輸血・・・あっというまに8月を走り抜け、8月21日、メルちゃんは長いお出かけに向かいました。
いつか胸を張って虹の橋までお迎えに行けるように、
愛犬たちから教わったことを精一杯活かして、この仕事を続けていこうと思います。
引き続き、ご愛顧いただけましたらしあわせです。
メルを可愛がってくださった皆様。
優しいみなさまに支えられ、とてもしあわせな子でした。
本当にありがとうございました。